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閃光のナイトレイド 第13話 『せめて、希望のかけらを』 感想

2010年06月30日
サクライはダブルスパイというのは以外でしたが、全体的に型どおりな最終回でした。
サクライは小器用にあちこちとわたる歩くタイプというよりも、公権力に使われるタイプのほうが似合ってますかね。
陸軍配下の権力下にあるほうが自然なかんじでしたし、収まるべきところに収まったという台詞も、らしいかな。
タカチホの計画は阻止され、その原爆を処理する途中でアオイもカズラも行方不明に。
事件後ユキナが一人生き残り、後語りをするところに、二人が生きているであろう証拠の写真を見る、と。
そして戦争の足音が迫りつつあるというラストですが、その回想の後に入るサブタイトルは良かったです。
せめて、希望のかけらを。
これはこれから悲劇がくるから、その中でも希望があってほしいということでしょう。
このままでいくと日本は二次大戦に突入し、広島長崎に原爆が投下されることになるのでしょうから。
つまりタカチホのほうが正しかったということになりますし、そうなってしまった場合アオイたちは何を思うのか。かなり気になるところです。苦悩することは間違いないでしょう。
この事件でいえば最終的な勝利者はあの中国人になるのでしょうか。
かれも中国での預言者的な存在でしたが、その後ろに誰がいるのか、というのははっきりしません。
満州国が消え、共産中国が誕生しますから、最後に笑ったのは中国というとで、彼の台詞や勝利は史実の歴史をたどるこということなのでしょう。
最近の作品で言うと同じように中国を舞台にした「カナン」を思い出しました。
いろいろ似た部分がありましたが、キャラクターの違いでこんなふうに変わるんだなぁ。
とくに物売りのクーニャンが、どちらもたくましくて面白いです。
大団円という予告でしたが、正直微妙なところ。
それはやはりこの後に世界大戦が始まることに対して、なにも良い影響を与えなかったであろうということです。
あの幻覚も、ナチスドイツが先に開発するかもしれないという恐怖の前には、意味をなさないような気がしますし。
満州国を舞台にしたという点では、かなり冒険的な作品でした。

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